金パラをお得に売るには？金パラ買取ポイントまとめ

歯科用金属の金パラを売る場合には、どこの業者に依頼すればいいのだろう。そもそも、お得に売る方法ってあるのだろうか。そんな疑問にお答えするために、金パラとは何かといった基本の説明から、業者選びのポイントまでお伝えします。

■ そのそも12％金パラって何？

金パラは「12％金銀パラジウム合金」の略称で、歯科鋳造用の素材として多く用いられています。その組成・成分はJIS規格(JIS適合品)で定められていて、金12％、パラジウム20％、銀50％前後、銅20％前後、その他インジウムなど数％が含まれています。歯科業界に従事している方はご存知だと思いますが、銀やパラジウムだけでは鋳造欠陥が発生しやすいため、耐食性を向上させるために金が添加されているのです。

金パラはメーカーにより「第１種」「第２種」などに区分され、使用用途に違いがありますが、一般的に第１種はインレーやクラウンに、第２種はブリッジやクラスプに使われることが多いのが特徴です。現在では金パラ以外の補修剤として有機高分子やセラミックスのようなメタルフリー素材を使うことも多くなってきましたが、金を主成分とした貴金属合金系は口腔環境において依然として信頼性が高く、今後も金パラの需要が無くなることは少ないと考えられます。

■ 歯科用金パラを売れるって聞いたんだけど？

歯科金属買取などでネット検索すると、金パラ販売のサイトが多くヒットします。金パラの売り方はとても簡単！未開封・使用済み関わらず、金パラは専門の業者に委託することで買い取ってもらえます。

■ どんな種類の金パラでも売れるの？

答えはYES。たいていの金パラは買い取ってもらうことが可能です。歯科用金パラにはたくさんの種類がありますが、一番有名なのは「GCキャストウェル」です。GCキャストウェルは、株式会社ジーシーが販売している歯科金属用12％金パラのことで、鋳造性と手軽さが両立しているのが特徴です。熱処理によって硬さと弾性を発揮するうえに、粘り強い靭性を持つ使いやすい金パラとして、多くの歯科技工士・歯科医師に使われています。1枚の重量は約1gで1包30枚入り。その利用性の高さから、他の金パラ製品よりも高額で取引される傾向にあります。

■ 金パラを売るときに注意すべき3つのポイント

では、いざ金パラを売ろうとして場合、抑えておきべきポイントはあるのでしょうか。例えば未使用の場合、売る金パラ自体は同じなので、買取業者の見分けが大切になります。はじめて金パラを売る方はもちろん、いままで決まった業者に金パラを売っていた人も、この機会にぜひ見直してみてください。

ポイント.1「安心できる業者かどうか」

金パラ買取業者は複数ありますが、他の事業と兼業でしていたり、査定を外部に外注してたりと業者によってその内部事情は様々です。信頼できない業者に安易に買取を依頼すると、想定していた金額より少なかった、入金までに予想より時間がかかった…などトラブルにつながりかねません。しっかりとホームページを読み込み、電話で確認して担当が知識があるかなどを確認したうえで、納得して取引することをお勧めします。

ポイント.2「単純に買取査定価格が高いところ」

実は同じ業者によっても買取相場が微妙に違います。しかも、業者によっては1週間や1日単位で相場を見ながら買取価格を設定しているところもあります。金パラを売るタイミングで複数の業者を見比べることをおすすめします。また、前述の通り金パラの買取価格はメーカーによっても異なるので、手元のメーカーと同じ製品がいくらかはチャックするようにしましょう。もしわからなければ、買取査定を依頼しましょう。

ポイント.3「手数料やキャンペーンもチェック」

金パラそのものの買取価格だけでなく、業者によっては査定などで手数料が発生する場合があります。この手数料は業者によってもバラバラなため、買取価格につられて売ったものの、手数料を引いたら他の業者の方が高価買取だったなんてことはよく起こります。また、業者ごとに買取量に応じた単価アップや、時期限定のキャンペーンを行っている場合もあります。はじめに見たサイトだから…いつも頼んでいるから…と安直に判断せず、金パラを売ろうと思ったタイミングでもっともいい業者を選ぶのが何より大切なポイントです。

■ まとめ

金パラなどの歯科金属に限らず、買取取引は最終的には安心して任せられる業者を見つけることが大切です。ミントエスは歯科金属買取専門業者として、安心してお得にお取り引きいただけるよう、丁寧な対応と査定を心がけています。また、季節限定キャンペーンも定期的に行っていますので、ぜひお気軽にお問合せください。